2010年11月8日月曜日

全てのコメントを公開します!!

「とっとり 秋の読書大賞2010」の一次選考のコメント、二次選考のコメント、全て公開します。
皆様が本を選ぶ時の参考になれば幸いです。

「とっとり 秋の読書大賞2010」の全コメント集


さて、「とっとり 秋の読書大賞2010」もこれで一区切りです。
はじめてでわからないことばかりでしたが、いろいろとありがとうございました。
本に関わる仕事をしているものとして、
ほんの少しですが恩返しができたのではないかと思っています。

本についてあれこれ考えることは楽しかったです。
くどいようですが、ありがとうございました!!
また来年もやりたいと思っていますので、その時はよろしくお願いいたします!!


ツイッターの方はこれからも更新していきますので、読んでもらえれば嬉しいです。

2010年11月1日月曜日

産経新聞でも紹介されました!

産経新聞でも紹介されました! 
こうやって反響があるととても嬉しいです!
ありがとうございます。

「若者の活字離れ防ごう 高校司書が本推薦 鳥取」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000042-san-l31

2010年10月29日金曜日

万城目学先生より受賞のコメントをいただきました!

大賞発表後、たくさんのアクセスをいただき、どうもありがとうございます! 

そして、うれしいニュースがまた一つ届きました。
なんと、万城目学先生よりコメントをいただきました!



「すてきな賞をいただき光栄です。
きっとかのこちゃんも、マドレーヌ夫人も賞のことなどあずかり知らぬまま、片や今日も学校で妙なことに熱中し、片や塀の上でクールに昼寝していることとは思いますが、そんなふたりの活躍を、これからさらにたくさんの人たちに読んでいただけることが、何より作者としてしあわせを感じます。」




関係者一同、大変喜んでおります。
万城目学先生、ありがとうございました!

2010年10月27日水曜日

日本海新聞で取り上げていただきました!

大賞発表のエントリは読んでいただけたでしょうか。
秋の読書の参考にしていただければ、これに勝る喜びはありません。

くわえて、今日、10月27日の日本海新聞で取り上げていただきました!
すこし名称が違うような気がしますが、
個人的には『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』が1位であるということが伝われば、
「こまけえこたあ、いいんだよ!」という感じです。

「とっとり 秋の読書大賞2010」大賞決定!!

お待たせしました。
とうとうこの日がやって来ました。

ノミネートの5作品を読んだ上で、
1,2,3位という順位をつけて選考員に投票してもらい、
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントで集計しました。
その結果、以下のように「とっとり 秋の読書大賞2010」大賞が決定しました! 




大賞
・『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 万城目学/著 (42ポイント)






以下、獲得ポイント順に発表します。
・『小惑星探査機はやぶさの大冒険』 山根一眞/著 (37ポイント)

・『四十九日のレシピ』 伊吹有喜/著 (29ポイント)

・『きみのかみさま』 西原理恵子/著 (20ポイント)

・『光媒の花』 道尾秀介/著 (16ポイント)



この後も、コメント集などをあげる予定でいます。
今しばらくお付き合いください。

コメント紹介の第5弾!!

さて、このシリーズもこれで最後です。
次はとうとう大賞の発表です。




・『山陰旅行』 江沢香織/著

「山陰にも知らなかったり、行ってなかったりの所がまだたくさん載っていました。訪れる楽しみが出来ました。」



・『くじけないで』 柴田トヨ/著

「一つ一つの詩が心に響いて何度も読み返しました。気持がやわらかくなって前向きになれる。ぜひ手に取ってほしいです。一人の時に読むことをおすすめ。泣けてくるから。」



・『大人はウザい!』 山脇由貴子/著

「「大人と子どもはどうしてこんなに気持ちが違ってるんだろう?」「あんな大人になりたくない!」「子どもの気持ちがわからない」・・・そんな風に思ったことがある人は必見。
パターン別に子どもの「ウザい!」と思った瞬間の気持ちをズバリ解説。あ~あるある!という共感とともに、大人にとっては耳の痛い話が満載(笑)!「じゃあどうしたらいいの?」という問いにも分かりやすく答えてくれる。家族や先生に見せてみては?」



・『和菓子のアン』 坂木司/著

「デパ地下の和菓子屋が舞台のゆるいミステリ。初めて働く人に読んでほしい。」



・『BASARA』 天明屋尚/編著

「日本文化っていうと、わびさびとか、渋いとか思いがちだけど、デコトラに代表されるような美意識ってのもあるよなあ。だって、桂離宮と同じ時期に日光東照宮が建てられているわけだもの。この本に載っている写真を見ていると、あの装飾過多ともいえるような美意識がもう一方で存在していると思わせてくれる。」



・『原色日本島図鑑』 加藤庸二/著

「著者の島に対する愛が感じれられる。憧れ。畏怖。猫と暮らしたい。」



・『ユニクロ思考術』 柳井正/監修

「ユニクロ発想の原点。ものづくりの原点でもありますね。できれば、ペトロスキーの『フォークの歯はなぜ四本になったか』『ゼムクリップから技術の世界が見える』(平凡社)あたりも読んでほしい。」



・『おべんとうの時間』 阿部了/写真,阿部直美/文

「お弁当の写真と食べている時の写真があり、お弁当にまつわる話を聞いています。猿まわし、海女さん、高校生、茅葺職人、農協の方、砂かけさんなどなど、日本各地の様々な職業の方のお弁当の紹介です。お弁当に、その方の人柄が出ていて、また食べている時の写真もいいんです!島根の森林組合技術作業員の方の話は、特にいいなあと思います。」

2010年10月21日木曜日

コメント紹介の第4弾!!

大賞発表の10月27日まで、あと6日! 
とうとう一週間をきってしまいました。
選考員の投票も届きはじめました。

コメント紹介の第4弾です。
さて今回も3作品。




・吉田修一『横道世之介』
「『悪人』が話題の今、あえてこの作品を推します。『パレード』ほか何冊かを読んで「もう(読まなくても)いいかな」と思っていたのに、「いつのまにこんなにおもしろくなっていたんだ!」と感動しました。大変失礼なコメントで申し訳ありません。」




・アレックス・ラミレス『ラミ流』
「勤勉さを学ぼう。ラミちゃんの活躍は秘密は日々の“準備”にあった。」




原田マハ『本日は、お日柄もよく』
「お気軽なOLが素晴らしいスピーチに出会い「ことばの大切さ」を知る。笑いも涙もあり。」

2010年10月19日火曜日

コメント紹介の第3弾!!

大賞発表の10月27日まで、あと8日!
前回の更新から随分時間が経ってしまって申し訳ありません。

さて、コメント紹介の第3弾です。
今回もまたまた3作品紹介です。
どんな作品が出てきますやら。
どうぞお楽しみください。



鎌田實『空気は読まない』










「KYなやつ・・・すっかり定着してしまった言葉です。果たして、空気を読むことがいいことなのか。空気を読むことで自分を見失ってしまってはいけない。たまには空気を巻き起こしたっていいじゃないか。そんな気にさせてくれる一冊です。」




雫井脩介『つばさものがたり』










「夢を追い続けることにひたむきで一生懸命な主人公小麦とその家族の愛に泣けます。」




西原理恵子、月乃光司『西原理恵子×月乃光司のおサケについてのまじめな話』










「アルコール依存症について、患者の家族と患者自身、両方の立場から書いた本です。家族が憎み合うことがないように、この病気について正しく理解して対処してほしいという願いをこめて作られています。こういう本の存在を広く知ってほしいと思います。」

2010年10月7日木曜日

コメント紹介の第2弾!!

大賞発表の10月27日まで、あと20日!

さて、コメント紹介の第2弾です。
今回も3作品紹介いたします。
お楽しみいただければ幸いです。


・中田永一『吉祥寺の朝日奈くん』










「爽やか・ユーモア溢れる恋愛小説集。」




・紅玉いづき『ガーデン・ロスト』










「少女たちの痛みと失われる花園の甘さに満ちた物語。10代の頃は毎日を生きていくだけでとても苦しい。けれど、そんなつらさがずっと続くわけではないということ、出口はあるのだということを、この作品を通じて知ってほしいと思う。」




・バーナード・ベケット『創世の島』










「あまりSFは読まないのですが、新聞書評でおもしろそうだなと思い読んでみました。アカデミー入学のため口頭試問という形で読者に明かされる島の歴史。少女と試験官との緊迫したやりとりが進むにつれ、「なんだか・・」「もしかして・・・」と思わされつつ、最後に謎解きが。結構怖いラストだと思うのですが、色々書くとネタバレになるので。」

2010年10月5日火曜日

ノミネート作品以外へのコメントを紹介!

ノミネート作品、いかがでしょうか。

大賞発表後にはコメント集を発表する予定ですが、
ノミネートされなかった中にも素晴らしい作品があります。

独断と偏見でそれらを紹介したいと思います。
おすすめコメントをお楽しみください。

それでは今夜はまず3作品紹介いたします。


・小川糸『ファミリーツリー』

「毎年夏休みに遊びに来る親戚の女の子と彼女に憧れる主人公。2人の関係が彼らの成長を通してどうなるのか?高校生にも大人にもおすすめの一冊です。」




・清水尚『All we need is love』

「何気に手に取った生徒の表情が変わります。「???これって?」彼らの常識に軽く揺さぶりをかける、深い写真集。」




・有川浩『ストーリー・セラー』

「人の悪意によって追い詰められていく妻とそれを必死で支える夫が切ない。著者の私生活がどこまで投影されているのか深読みしたくなるたくらみに満ちた作品。」

2010年9月28日火曜日

ポスターができました!


ある高校の生徒がポスターを作ってくれました。
せっかくなのでみなさまにもご覧いただければと思います。

ちなみに、ゴジ○ではなく、ワニです。
読書するワニとワニ千鳥です。
なぜ、ワニなのかは・・・、わかりません。

2010年9月22日水曜日

ノミネート作品決定!!

ノミネート作品決定しました。
3作品のつもりでしたが、多種多様な投票があり、結局5作品になりました。


・万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』











・西原理恵子『きみのかみさま』











・道尾秀介『光媒の花』












・伊吹有喜『四十九日のレシピ』












・山根一眞『小惑星探査機はやぶさの大冒険』










(作品名あいうえお順・敬称略)


この5作品を選考員が読んだ上で、
今年の「とっとり 秋の読書大賞」を決定したいと思います。

大賞の発表は10月27日(水)の予定です。
一緒に盛り上がっていただければ、これに勝る喜びはありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

2010年9月7日火曜日

「とっとり 秋の読書大賞」ってどんな賞?

ここで、「とっとり 秋の読書大賞」について少々説明いたします。



1.「とっとり 秋の読書大賞」を作ろうと思ったキッカケは?
高校司書は、日常的に本の問い合わせに答え、ある時は授業の手伝いをし、またある時は高校生のさまざまな相談に耳を傾けています。こういった日々の業務の中で培われた高校司書の視点を活かせないだろうかと考えました。そして、みなで知恵を出しあい、本を選ぶときの選択肢の一つとして社会へ還元できないだろうかと思い、同賞を企画しました。


2.どんな人たちが選ぶの?
鳥取県内の高校図書館で、図書館業務に日常的に携わっている者たちが選びます。


3.どんな本が選考対象なの?
2009年9月から2010年8月までの間に出版されたオリジナルの作品を対象とします。
ジャンルは問いません。ただし、シリーズ物やマンガは除きます。(運営が円滑に行えるようになったら、ひょっとするとマンガ部門を設けるかもしれません。)

2010年8月31日火曜日

「とっとり 秋の読書大賞」のページを立ち上げました。

読書週間の初日である10月27日(水)の発表を目指して、「とっとり 秋の読書大賞」のページを立ち上げました。
よろしくお願いいたします。