2016年10月28日金曜日

ヨシタケシンスケさんより色紙をいただきました!


著者のヨシタケシンスケさんからメッセージをいただきました!
ヨシタケさんの作品を彷彿とさせる素敵なイラストつきです。
ん?鳥がいるのは、もしかして「鳥取」だから?!・・・なんて、深読みしすぎでしょうか。
受賞作品とともに大切に展示させていただきたいと思います。
ありがとうございました♪

2016年10月27日木曜日

すべてのコメントをご覧になれます。

https://1drv.ms/p/s!AhwJubwU8T1WgREadhw-X-nOq6nf

大賞発表用のポスターです!



大賞決定!


今年もこの日を迎えることができました。
ご協力いただいた方々には心より感謝いたします。

ノミネート作品を読んだ上で、順位をつけて選考員に投票してもらい、
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントで集計しました。
その結果、以下のように「とっとり 秋の読書大賞2016」の大賞が決定しました!


『このあとどうしちゃおう』35pt



『羊と鋼の森』33pt


『夜を乗り越える』27pt


『翻訳できない世界のことば』 22pt





私たち学校司書は、日頃それぞれが所属する学校の生徒、教職員に向けて本を選んでいます。
この企画は日々の選書やコミュニケーションを通じ、知りえた本の中から
それぞれが「心に残った本で、ぜひだれかに読んでもらいたいと思ったもの」を選びました。

この企画が誰かの本との素敵な出会いにつながるといいなと思います。

もう少しだけ、関連したお知らせをアップする予定です。
今しばらくお付き合いいただきますようお願いします。


2016年10月26日水曜日

予定通り、明日「とっとり秋の読書大賞2016」発表させていただきます!

皆様報道等でご存知のとおり、「とっとり秋の読書大賞2016発表を前にして、鳥取県中部を震源とした地震が起きました。
同じ鳥取県でも地域によって被害の状況がかなり違い、倉吉市を中心とした地域に特に大きな被害が出ております。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地域へのご心配・ご支援本当にありがとうございます。
「あきどく」参加者・スタッフの中にも、勤務校がかなり被害を受けた者もありますが、こうした学校図書館では、現在復旧に向けた取り組みが始まっています。
またその後の様子などお伝えできたらと思っております。
いろいろとご心配をおかけしましたが、予定通り、明日「とっとり秋の読書大賞2016」発表させていただきます!

2016年10月22日土曜日

コメント紹介 その7




『探検!東京国立博物館』 藤森照信、山口晃


わが国最古の博物館、東京国立博物館を建築家と画家の二人が訪問。展示品のみならず、建物や調度品の見どころも細かく紹介。



『一日がしあわせになる朝ごはん』 小田真規子/料理 大野正人/文


朝ごはんを食べない理由は人それぞれ、「時間がない」「面倒」「食欲がない」など・・・。そんな言葉と常識を吹き飛ばしてしまいそうな自由で楽しいレシピ本です。



『誰がために鐘を鳴らす』 山本 幸久


ハンドベルを扱った小説は、おそらく珍しいと思います(しかも、男子のみの高校が舞台)。ハンドベル部のメンバーそれぞれに背景があり、それらがきっかけとなって、彼らがひとつにまとまっていく。ハンドベルの優しいイメージと、彼らの熱さのギャップも面白いです。

2016年10月15日土曜日

コメント紹介 その6



『いのちを“つくって"もいいですか? ―生命科学のジレンマを考える哲学講義』 島薗進

生命をつくったり、選ぶことができる、ということはどのようなことを意味するのか。 人間が幸せに生きるとはどういうことかを考えさせられました。



『谷崎潤一郎文学の着物を見る』 大野 らふ、中村 圭子


去年、今年と谷崎潤一郎関連本がたくさん出てホクホク。そのなかでもこれはパラパラと眺めるだけで楽しい。和装のことはわからないのでカラー写真が多いってのはほんとに助かる。



『夜行性動物写真集』 トレア・スコット/著、 川岸史/訳 


漆黒のバックに、くっきりと映し出されるユキヒョウ、ビルマニシキヘビ、カピバラ…。まずその写真の美しさに目をうばわれます。その多くが、傷ついたり孤児になり保護された野生動物たちで、すでに個体数が激減している動物もいます。じっとこちらを見つめるその姿に、世界はどう映っているのだろうと胸が痛みます。


2016年10月8日土曜日

コメント紹介 その5




『世界の辺境とハードボイルド室町時代』 高野 秀行、 清水 克行

ソマリアだけではなく、東南アジアやインドなどと中世日本の類似性なども指摘されていて面白い。公平性における信長とイスラム主義とか、新米より古米のほうが値段が高いとか、綱吉の画期的なところとか、中古車と穢れと使い捨てとか。対談なので緻密に積み上げていく感じではないんだけど、個々のエピソードが刺激的すぎる。そして、清水克行と藤木久志や夏目房之介といった師匠たちとの心温まるエピソードや、対談者二人の現代を相対化しようという真摯な眼差しは読んでいて気持ちよかった。



『家康、江戸を建てる』 門井慶喜


大河ドラマ「真田丸」とちょうど時代がかぶる本書。治水事業に始まり、飲み水の確保に、貨幣の鋳造、江戸城築城など江戸という都市の成り立ちと、家康の武力だけではない天下人を目指したあの手この手の深謀遠慮がうかがえて、さらにドラマも楽しめそうです。



『タスキメシ』 額賀 澪


駅伝を題材にした小説。この作品のテーマである、好きなことを“あきらめる勇気”と、そんな状況でも“続けていく勇気”との葛藤は、スポーツに限らず、誰もが経験することではないでしょうか。でも自分は、この主人公のように自分の選択を「後悔していない」と言えるだろうか。これまでの人生を、ふと振り返ってしまいました。

2016年10月1日土曜日

コメント紹介 その4



『ふるさとを元気にする仕事』 山崎亮

印象に残る言葉や考え方に沢山出会えました。地方活性化に関することだけでなく、働き方を振り返ったり、ふるさとや今いる場所でよりよく暮らすすべを考えるきっかけになります。



『日本海 その深層で起こっていること』 蒲生俊敬

日本列島の“母なる海”ともいうべき日本海の大切さを様々な角度から取り上げた海洋科学ミステリー。日本、特に鳥取に住んで日本海の恩恵を受けている鳥取県民なら是非読んでほしい1冊です。